ケノンとFASIZ(ファシズ)IPL脱毛器を5つの項目で比較!

人気の家庭用脱毛器である「ケノン」と「FASIZ(ファシズ)」を5つの項目で比較してみました。

今回は、家庭用脱毛器を購入する際に基本となる「1.価格」「2.照射方法」「3.使用可能部位」「4.機能」「5.痛み」を徹底比較しています。両者の良いところ悪いところ包み隠さずお伝えしていきます。

これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。

「ケノン」と「FASIZ(ファシズ)」を5つの項目で比較しました!

1.価格で比較商品購入時の実売価格(税込)、支払方法、配送料などで比較してみました
2照射方法で比較照射方式、照射パワー、照射回数、照射面積で比較してみました
3.使用可能対象で比較VIO、顔、ヒゲ、子供など使用可能な部位・対象で比較してみました
4.機能で比較美顔機能、冷却機能などの機能で比較してみました
5.痛みで比較照射時の痛みの程度で比較してみました

上記の5つの項目で、ケノンとFASIZ(ファシズ)を比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。

1.「ケノン(KE-NON)」と「FASIZ(ファシズ)」を価格で比較!

価格ケノン(KE-NON)FASIZ(ファシズ)
価格(税込)*169,800円(現在キャンペーン価格で販売中!)29,000
支払方法代引き、対面決済(ヤマト運輸が商品配達時にクレジットカード、デビットカードで支払い)、クレジットカード(1回、2回払い、3回以上の分割、リボ払い)、銀行振込、amazon pay、ローン分割*2各種クレジットカード払い(一括・分割・リボ払い), PayPal, LINE Pay, コンビニ決済, Suica決済, あと払い(ペイディ), 銀行振り込み, ネットバンキング, Qサイフ
配送料無料(1万円以上のお買い上げ時)無料

ケノンには色々な支払方法が用意されています。
自分に合った支払方法を選べますので、少々価格は高いですが購入しやすいかと思います。

※1価格、付属品等はキャンペーンなどによって変わる場合がありますので、都度公式HPでご確認下さい。
※2スマホでも簡単手続き。学生さんや主婦、フリーターの方でもお申し込みは可能

2.「ケノン(KE-NON)」と「FASIZ(ファシズ)」を照射方法で比較!

照射方法ケノン(KE-NON)FASIZ(ファシズ)
照射方式USPL(Ultra Short Pulse Light)フラッシュ(IPL)フラッシュ(IPL)
照射パワー10レベルで調整(ジュール数非公開)5レベルで調整
ジュール数:20J(50万発以降は徐々に弱くなる)
照射可能回数スーパープレミアムカートリッジ(標準セット):50万回~300万回*
(最小レベル1で300万回、最強レベル10で50万回)
レベル1で50万発、レベル5で25万発
照射面積エクストララージ:9.25cm2(3.7cm x 2.5cm)
スーパープレミアム・ラージ:7.0cm2(3.5cm x 2.0cm)
ストロング:4.5cm”(3cm x 1.5cm)
4.2 cm2

【照射方式】家庭用脱毛器の照射方式には大きく分けて、フラッシュ(光)IPL(Intense Pulsed Light)によるものとレーザーによるものの2種類あります。
一般的に脱毛効果についてはレーザーの方がフラッシュよりも高いと言われており、クリニックなど医療機関で行われる永久脱毛にはレーザーが使用されています。(日本国内で販売されている家庭用脱毛器でレーザーを採用しているのは、現在のところ特許を取得しているトリアだけです。ただし、家庭用のため出力は抑えられており永久脱毛は出来ないので、フラッシュ脱毛同様定期的なメンテナンスは必要です)
ここで取り上げている「ケノン」も「FASIZ(ファシズ)」も共にフラッシュを採用した脱毛器ですが、ケノンは独自技術を加えUSPL(Ultra Short Pulse Light)という光で、FASIZ(ファシズ)は一般的なフラッシュ(光)IPLになります。
ケノンの「USPL」は、はわずか0.002秒の速さで従来機の2倍の最高出力に達する超高速発光システムで、肌への負担を最小限に抑えながら家庭用脱毛器としては最大級の照射パワーをムダ毛に照射することが可能です。剛毛への効果が高い、即効性が高いと言われています。

【照射パワー】照射パワーは光のエネルギーの単位、J(ジュール)で表します。
FASIZ(ファシズ)はフラッシュ(IPL)による光脱毛器ですが、公式直営ストアのHPによると照射パワーは最大20.0J/cm2とあり、家庭用光脱毛器では最大級になります。
ケノンは非公表のため不明ですが、ケノンの照射パワーは家庭用最大級、業務用超級レベルと謳われていますので、少なくとも20J程度はあると思われます。
ただ、照射パワー(J)=脱毛効果と単純に決まるわけではなく、使用されている光の周波数や当て方などによっても脱毛効果は変わるため、あくまでも参考値となります。※

【照射可能回数】照射可能回数についてはFASIZ(ファシズ)が50万発ケノンは標準装備のスーパープレミアムカートリッジで50万発(最大レベル10)~300万発(最小レベル1)照射できます。
FASIZ(ファシズ)は50万回照射し終わったら本体ごと買い替えとなりますが、公式HPでは一人での使用で約20年間使用可能とのことです。
ケノンは既定の照射回数に達したら新しいカートリッジに交換することで本体は故障がない限り半永久的に使えます
また、ケノンの50万発(最大レベル10の場合)は全身脱毛1,200回分に相当しますので、実際には一生カートリッジを交換する必要がないだけの照射回数が確保されていることになり、照射回数において実質的には不足はないでしょう。

【照射面積】照射面積についてですが、ケノンはカートリッジによってFASIZ(ファシズ)の約1.0倍~2.2倍の照射面積があります。
ケノンのヒゲ脱毛用ストロングカートリッジとはほぼ同じですが、標準装備のプレミアム・エクストララージと比較すると同じ面積をケアするのにFASIZ(ファシズ)はケノンの最大約2倍の照射回数が必要という事になり、ケアの時間もそれだけ長くかかるという事になります。
狭い範囲をケアするだけでしたらそれほど大きな違いはないかと思いますが、全身をケアするにはできるだけ広い照射面積の方が楽ですし時短になります。

※下記文章は照射パワーについての少し専門的な説明になりますので、関心のある方はぜひお読み下さい。

【家庭用脱毛器の照射パワーについて】
脱毛器の心臓部は、光を作り出す「コンデンサー」と言われます。

高い照射パワーを出すには、高性能なコンデンサーという部品が必要なのです。
業務用脱毛器のコンデンサーは少し大雑把な表現ですが、イメージとしては大人の弁当箱ぐらいの大きさがあります。
対して家庭用脱毛器のコンデンサーは小指ぐらいの大きさです。
コンデンサーは、簡単に言いますと電気エネルギーを一時的に溜めておくための部品で、光脱毛器はこのコンデンサに電気を溜めておいて一気に放出し、強力な光を放つというしくみです。
ですので、強力な光を出すには電気をたくさん溜められるできるだけ大きなコンデンサーが必要です。
業務用脱毛器のコンデンサーが弁当箱のような大きさがあるのも頷けるかと思いますが、家庭用脱毛器にはコスト的にも物理的にも入れられませんので、小さくなってしまうわけです。

ケノンは家庭用脱毛器でもできるだけ強力な光を放つために、小型ですが日本製の高性能な専用コンデンサーを4個搭載しています。
4個のコンデンサーを無理なく搭載するために、照射部のハンドピースと本体が別々になっています。
ハンディータイプの脱毛器には、スペースの制限もあり通常1個しかコンデンサーは搭載されていません
その結果、照射光のパワーや連射時の速さに差が出てくる結果になります。

3.「ケノン(KE-NON)」と「FASIZ(ファシズ)」を使用可能対象で比較!

使用可能部位ケノン(KE-NON)FASIZ(ファシズ)
全身
V
IO〇(ただし粘膜への照射は不可)
ヒゲ・顔〇(鼻より上は不可)
子供△(自己責任)不明

照射可能な部位・対象については、VIOはケノン、FASIZ(ファシズ)ともにすべて可能となっています。
ヒゲ・顔への使用は

ケノン・FASIZ(ファシズ)ともに可能ですが、ケノンは鼻より上は不可、FASIZ(ファシズ)はおでこ(ヘアライン)への使用も可能となっています。

子供への使用はケノンは公式には推奨していませんが、実際にはHPに子供の写真が掲載されているように多くのユーザーが自己責任で使用しています。
FASIZ(ファシズ)は子供への使用に関しては特に記載がありませんでした。

※効果については、子供はまだホルモンバランスが不安定で毛周期が乱れやすいため、ムダ毛の減り方が不規則になることもあります。

4.「ケノン(KE-NON)」と「FASIZ(ファシズ)」を機能で比較!

機能ケノン(KE-NON)FASIZ(ファシズ)
美顔機能
照射面冷却機能X
連続照射機能

【美顔機能】フラッシュ脱毛で使用される光には、その波長を専用のフィルターを使って変えることで美肌効果があります。
そのためケノンは照射部のカートリッジを美顔美肌用に付け替えれば、シミ、そばかす、毛穴・ハリなど様々な肌の悩みに効果のある美容医学フォトフェイシャルⓇと同等のケアが可能です。

FASIZ(ファシズ)にはSC(スキンケア)モードがあり、IPL光に含まれるスキンケアに有効な周波数の光に変えることで、脱毛ケアと同時に美肌・ニキビへのケアが可能です。

【照射面冷却機能】光の照射面を器械が自動で冷やし照射時の熱さや痛みを和らげる冷却機能ですが、ケノンには搭載されていません
そのため、痛みを和らげるためには照射前後で保冷剤等を使って自分で冷やす必要があります。
(ちなみにケノンには、保冷剤が2個付属しています)

一方FASIZ(ファシズ)には 冷却機能(アイスクール機能)が採用されています。
この冷却機能で照射面を冷やすことで、脱毛効果と同時に熱さ・痛みを抑えることが可能で、保冷剤やジェルも不要です。

【連続照射機能】は、照射ボタンを押さなくても次の照射のための電気を自動で充電し照射してくれる機能です。
照射毎に毎回ボタンを押さなくても良いのでケアが楽なります。
ケノン、FASIZ(ファシズ)ともに連続照射機能を搭載していますが、ここでのポイントは照射間隔です。照射と次の照射までの待ち時間が長いとケアが面倒になります。
ケノンはこの待ち時間が長いという不満が以前はありましたが、最新バージョン(ver8.5)では従来比約2倍(レベル1:0.4秒、レベル:2秒)と改善されたので、サクサク脱毛作業が進みます。
一方、FASIZ(ファシズ)の照射間隔の情報はありませんが、口コミでは特に遅すぎる等の感想はありませんでした。

5.「ケノン(KE-NON)」と「FASIZ(ファシズ)」を痛みで比較!

ケノン(KE-NON)FASIZ(ファシズ)
痛み照射レベル、照射部位にもよるが、保冷剤等で冷やせば痛くない痛みはあまり感じない

照射時の痛みについてですが、これには個人差や照射する部位によっても違いがあります。
同じ照射レベルでも痛みを感じる人もいれば全く感じない人もいます。
それで参考として口コミ等を調査して大多数のユーザーの感想を見てみると、ケノンは中レベルであればほとんど痛みを感じる事は無いようです。
最大レベルの10でも保冷剤を使って冷やせば、多少の刺激を感じる程度という感想が多かったです。

一方FASIZ(ファシズ)ですが、こちらは照射面を自動で冷やす冷却機能によって、口コミを見ても痛みをほとんど感じないといった感想がほとんどでした。

「ケノン(KE-NON)」をおすすめの方はこんな人!

  • 広範囲の部位をスピーディーにケアしたい方
  • 細かい部位の脱毛もやりたい方
  • 美顔・美肌ケアをしたい方
  • IOのケアもしたい方
  • 他の人とシェアしたいが、照射面を共用するのに抵抗がある方(自分専用のカートリッジを持つ)
  • 器械をできるだけ長く使い続けたい、使い捨てにしたくない
  • 美顔器も欲しい方
  • 子供の脱毛ケアもしたい方
  • 国産(日本製)の商品が良い方

ケノンの公式サイトはこちら

「FASIZ(ファシズ)」をおすすめの方はこんな人!

  • 低価格でコスパの良い脱毛器が欲しい方
  • 痛みに弱い
  • 美顔器としても使いたい人
  • 30日間の返品返金保証で試してみたい人
  • 予約・通いが面倒、自分のタイミングで好きな時に本格的な脱毛をしたい人

FASIZ(ファシズ)の公式サイトはこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は人気の家庭用脱毛器「ケノン(KE-NON)」と「FASIZ(ファシズ)」の違いを5つの項目でご紹介してきました。

FASIZ(ファシズ)は実売価格20,000円前後と比較的低価格ですが、美顔機能・冷却機能・連射機能を搭載し、VIO・産毛にも対応、30日間の返品保証で安心など、家庭用脱毛器は初めての方にも試しやすい商品になっています。
ただ、公式HPを見ても情報の正確性に疑問を感じる記述も見られ、中国製ということもあって正直安全性・信頼性へ不安があります。

ケノンは、発売以来10年以上売れ続けている人気のロングセラー商品で、ヒゲ脱毛専用のストロングカートリッジや美顔専用のカートリッジを備え、照射部と別の据え置きタイプの本体には照射パワーを決定づけるコンデンサーが4つも装備されるなど、より本格的な脱毛美顔器となっています。

少々価格は高くなりますが、本格的な脱毛美顔機能を持つ器械をおうちに1台長く家族で使いたい方にはケノンなら外れることなくおすすめです。

「ケノン(KE-NON)」と「FASIZ(ファシズ)」は結構比較して検討する方も多いのですが、実は「ケノン(KE-NON)」と「トリア(TRIA)」で比較する方の方が多いんです。

詳しくは「ケノン(KE-NON)とトリア(TRIA)を5つの項目で比較!」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。